がんの標準治療は三つ、
1 手術
2 放射線
3 抗がん剤
になりますが、各治療法も進み日進月歩です。
手術のできる場合は手術を次いで放射線をお勧めです。
放射線治療も、陽子線、重粒子線治療が目覚ましい進歩を遂げています。抗がん剤治療は、分子標的薬や免疫療法等が進歩を遂げています。
ただ、この標準治療のほかに代替医療、補完医療等がありますが、あくまでも標準治療を選ぶべきと考えます。
特に未病関係の団体にはこの標準治療を否定し、漢方や代替医療を進める場合がありますが、適切な治療を遅らせ、がんを手遅れにする場合も少なくありません。
特に、波動療法やマイナスイオン療法は、科学的根拠がなく危険だと考えます。がんによっては治療をしなくても突然に完治するものもありますので、たまたま、このような代替療法を選んで完治したからといってその治療方法ががんに効果があったとは言えません。
がんは未だ未だ未知の部分が多いのですが、必ずがんを克服する時代がそう遠くない時期に来ると確信をします。